第一回 こどもオポチュニティーズクラブ基金
第一回「こども食支援事業」助成給付団体様のご紹介
第1回 / 第1号 2018年 3月 取材日 2018年 3月 2日 取材場所 東京都目黒区 目黒社会教育会館内
NPO 法人 Pista 設立および活動目的
活動の動機は「どうすれば未来を担うこども達を健やか育てるか、チャンスのないこども達にどうチャンスを与えられるか、どうやって未来へ生きたままこども達を出すか」でした。
然しテーマが大きく、こども達は暗中模索に試行錯誤を繰り返しでした。やっと、「こどもの居場所」という核となるキーワードを見出し、「こどもは国の宝物」という合言葉に志を同じくするメンバーでNpo法人 Pistaをスタートしました。私たちはこども達を未来を担う貴重な宝であり、そのこども達が健全に成長する権利を保護し、未来へ送り届ける責務があると考えて活動しております。
(代表 恩田泰光 氏)
優しい笑顔が素敵な代表は、NPO活動の他、日々多忙な責務ある業にご尽力されています。休日返上で、NPO活動に真摯に向き合う姿勢は、まさにこども達と真剣に向き合う一個人としての熱い思いの一旦と感銘いたしました。
取材日当日は、桃のお節句前日ということで、ちらし寿司でした。
当食堂のメニューは、できる限り季節や日本の文化を伝えたいという。
スタッフ・ボランティアさん紹介
代表 恩田さん率いる、スタッフさんは約10名。
取材当日は、鈴木彌生さん、古川さん、前林さんにお会いすることができました。
代表を含み、スタッッフの皆さんそれぞれに素晴らしい仕業をお持ちで、日々ご尽力されております。Pistaのスタッフは全く異なった業種の方達が、肩書きや役職など関係なく、「志」を共にする者同士が集まったとのこと。皆忙しい時間をぬって集まり、「こどもの居場所」造りについて、真摯に取り組んでいます。
たくさんのボランティアさんに支えられて
鈴木 様
調理師免許を持つ4人の子のお母さん
「いろいろなこども達と出会い、通じ合い、心を開いてくれた時が嬉しい。」
小学生位のこども達の活動エネルギーをどのように発散させられるか?など子を持つお母さん目線でこども達を見守っておられ、そして調理師ならではの台所仕事に圧巻されます。
相良 様
ご近所に住む笑顔が素敵なベテランお母さん
「いろいろなこども達と出会い、通じ合い、心を開いてくれた時が嬉しい。」
小学生位のこども達の活動エネルギーをどのように発散させられるか?など子を持つお母さん目線でこども達を見守っておられ、そして調理師ならではの台所仕事に圧巻されます。
島田 様
現在(取材時)高校三年生
リーダーシップも取れる頼もしいお兄さんボランティアさん
「食品ロス」への興味がある。と答えてくれた、なんとも頼もしい彼はこの春大学へご入学されます!調理も手馴れた様子で、小さな子ども達とのやり取りも、優しいお兄さんとして自然に接する姿は見惚れてしまいます!勝手に彼の将来が楽しみになってしまいました。
大野 様
バルーンアートを通じてこどもを笑顔に
子ども達が食事とともに楽しみにしている一つ、バルーンアートボランティア大野さん。子ども達と同じ目線になって様々な作品を作って見せ、その度に子ども達から歓声が上がります。
この日は桃のお節句にちなんで、お内裏様とお雛様を作っていました。
Pista ではボランティアさんへの決まりごと、当番制度といったことは特に設けていないとのこと。なのになぜ運営できるのか?「不思議ですが自然となんとなくやれておます。ボランティアさんのおかげです。」と笑って答える代表、「なんとなく」この言葉にはそれぞれ(スタッフとボランティア)の信頼関係と志が添わなければ発することのできない言葉と感じられました。代表ご自身が大家族という環境で育ち、常に食卓には十数名の家族が一緒だったという。だからこそ強く感じられるPistaのこども食堂は「大家族」といった和やかな雰囲気とともに、つねに誰かがこども一人一人に目を向けここに集まったこどもは決して一人にはしない。といった温かさに溢れる大家族のような食卓(食堂)でした。
「こどもは我が国の宝!!」ならば私たち大人がみんなで育てよう!!
これからもPistaさんのご活躍をお祈り申し上げます
NPO 法人 Pista
〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2-16-22-101